模試の結果などに必ず記載されている「偏差値」。
受験には欠かせないデータの一つですが、実際のところ、偏差値がどんなものかハッキリした定義や数値の見方が分からなかったりしませんか?

まず具体的に偏差値は、偏差値 =(個人の得点-平均点)÷標準偏差※×10+50という式で求められますが、ちょっと面倒なので求め方の細かい説明は割愛します。
(※ 得点の散らばり具合を表す数値。得点の散らばりが大きいほど数値が大きくなる。テストごとに毎回値が異なる。)

重要なのは求め方ではなく、偏差値の持つ意味!

言葉で表すなら「テストを受けた人たちの得点分布の中で自分がどのくらいの位置にいるのか」ということが分かる数値が偏差値です。

偏差値の数値は、ざっくりと捉えるとこんな感じ!

偏差値

テスト問題の難易度(平均点)や参加人数が異なるテストでも、学力レベルや推移が分かる物差しに偏差値がなってくれます。
偏差値によって自分のレベルや勉強の成果を客観的に見ることができますので、志望校を決めるのにもとても役立ちます!!
「新潟県統一模試」のように同じ模試を継続して受けていけば、より正確な偏差値の推移を見ることもできますよ。

……とはいえ、偏差値が1ポイント上下しただけで一喜一憂する必要はありません。自分の偏差値は±3くらいを目安に考え、勉強に上手に役立てていきましょう!!